身構える色使い@荒尾市 - 福岡・熊本カラーダイアリー・森永美希の色彩ひとりごと

今日、何だか構えてしまう本の表紙カバーを見かけました。

内容はどうやら健康関連のものだったようですが、ぱっと見、怪しいやつかな？と感じさせるものでした。中身は読んでいないので、実際の所どうなのかはわかりませんが、表紙カバーの色使いが警戒心を抱かせてしまうなぁと感じました。

健康関連なのに、大部分に黒、そして要所要所に彩度の高い赤や黄色が使われていました。他の色も使われていたのですが、やっぱり黒から健康はイメージしにくく、クリアな印象も感じることが出来ないなぁと思っちゃいました。むしろ閉ざされたイメージになっているように思います。

もし内容がすごく良いものなら、この色使いはもったいない。。と感じてしまいます。最近は特に健康ブーム☆いろんな種類の本があり、良いとされる物が雑誌やTVで取り上げられています。そんな中ですので、他よりインパクトを持たせることは大切だと思いますが、色の持つメッセージ性よりもインパクトを全面に出してしまうと、別な意味で他と差別化されかねないなぁ…と感じました。

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